ゆめせんかの特徴
短時間の加熱でしっかり甘い。
仕上がりが美しく食感も楽しめる。
加工・調理の可能性が大きく広がります。
開発者の声
生食用玉ねぎの課題
今まで食品加工や調理の現場では、規格外の生食用玉ねぎを使用するのが当たり前でした。しかし生食用は水分が多く、「加熱加工に時間がかかる」「焦げ色がついて仕上がりが良くない」「すぐにつぶれてしまう」といった声が少なくありませんでした。
甘く華やかな香りがより強く
また、玉ねぎを加熱した時に生成される香気成分「ジプロピルトリスルフィド」は、一般品種の14倍以上。加熱玉ねぎ特有の甘く華やかなフレーバーが強く香り立ち、濃厚で深みのある味わいに仕上がります。夢の玉ねぎ「ゆめせんか」が広く普及し、日本の食産業の発展に寄与することを願ってやみません。
加工しやすさを徹底追求
従来の玉ねぎは生産者の「育てやすさ」や販売者の「売りやすさ」に主眼を置く品種育成が主流でしたが、北見農試は加工・調理する人の「使いやすさ」に着目して加熱専用玉ねぎ「ゆめせんか」を開発しました。ゆめせんかは乾物率とBrix値(※)が高く、短時間の加熱で十分な甘みが引き出され、焦げ色や型くずれが少ないのが特徴です。